外壁塗装の見積もりで失敗しない
3つのポイント
はじめに外壁塗装の見積もりで大切な3つのポイントをお話しします。正しく見積もり書を読み解くことが大切です。
- 外壁塗装の見積もり内訳の相場を知っておく
- たくさんの業者から見積もりを取り寄せても「相場」を知らなければ正しく判断することができません。一般的に戸建ての外壁塗装の相場は60万円から100万円と言われています。「A社の見積もりは60万円、B社が100万円」ということもあります。しかし、見積もりを正しく読み解くためには、合計だけでなく内訳をみることが大切です。
外壁塗装の見積もりは、足場やコーキング、外壁塗装や屋根塗装そして付帯部分のように細かく分かれています。それぞれの相場を知っておくことで「どの部分にお金を使っているのか」がわかるのです。
一般的に足場の相場は15万円前後といわれています。「足場40万円」と書いてあったらどうでしょうか。相場を大幅に超えた高額な見積もりです。逆に「足場無料」と書いてあることもあります。その場合は、他の項目に上乗せされている可能性も考えられます。
内訳の相場を知っておくことで「誠実な業者か」「どこにお金をかける業者か」まで見抜くことができます。 - 外壁塗装は「共通した条件」で見積もりを依頼する
- あい見積もりで多い失敗が「業者ごとに条件を変えてしまうこと」です。例えば「A社には外壁だけ」「B社には外壁と屋根」「C社には最高級塗料で外壁と屋根」という条件で見積もり依頼をすれば、C社が一番高い値段になります。なぜならば、外壁塗装の値段は、塗る面積が大きくなればなるほど高くなり、塗料が高級になればなるほど高くなるからです。
あい見積もりをするときには、塗る箇所や使ってほしい塗料など「共通した条件」で依頼することがポイントです。 - 諸経費が多い場合は問い合わせる
- 見積もりの最後に「諸経費」と書いてあることがあります。諸経費とは、廃材の片づけ費用や通信費のように直接工事に関係のない経費です。一般的に諸経費の相場は、合計額の20%以内といわれていますが、大幅に相場を超えているときには内訳を聞いてみるといいでしょう。