浴槽塗装の料金とポイント

浴槽

「うちの家の浴槽って塗装できるのかな?」

「ユニットバスの浴槽塗装の相場が知りたい!」

この記事は、このような疑問や悩みを解決できる内容になっています。

最後までこの記事を読んでいただけると、

・浴槽塗装の特徴

・浴槽塗装ができる浴槽かの判断

・浴槽塗装の料金相場

・浴槽塗装のメリット・デメリット

などが理解できるようになっています。

初心者にもわかりやすい言葉でまとめていますので、浴室やユニットバスのリフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

浴槽塗装とは何をするの?

浴槽塗装とは、浴槽の表面を塗料でコーティングする塗装のことです。

浴槽は、長年使用していると表面にキズや汚れが付いたり、色あせしたりするものですよね。

浴槽塗装を行うことで、これらのキズや汚れを隠し、浴槽を美しく見せることができます。

また、浴槽塗装を行うことで、浴槽の表面を保護し、耐久性を向上させる効果もあります。

塗装できる浴槽とできない浴槽

浴槽塗装を検討する際に、重要なポイントになるのが、浴槽の種類です。

一般的な住宅用ユニットバスに使用されている浴槽の材質は、FRP(繊維強化プラスチック)、人工大理石、ホーロー、ステンレス、ポリプロピレン、ポリエチレンがあります。

この浴槽の材質によって、塗装できる浴槽とできない浴槽があります。

塗装できる浴槽

塗装できる材質は、FRP(繊維強化プラスチック)と人工大理石です。

どちらの素材も吸水性が低いため、塗料が密着しやすく剥がれにくいです。

また、耐久性が高いため、塗り替えの頻度が少ないこともメリットです。

塗装が難しい浴槽

浴槽塗装がしにくいと言われているのが、ホーローやステンレスの浴槽です。

ホーローの浴槽は、ガラス質のコーティング材で表面が覆われているため、塗料が表面に密着せず、塗装が剥がれやすくなってしまいます。

ステンレスの浴槽も同様に、表面が滑らかであるため、塗料が密着しにくく、塗装が剥がれやすくなっています。

塗装ができない浴槽

塗装ができない浴槽の素材には、ポリプロピレンやポリエチレンがあります。

表面が滑らかで塗料がうまく塗ることができません。

浴槽塗装の料金相場

浴槽塗装の料金相場は、9万円前後です。

浴槽の種類や大きさ、劣化の状態によって、見積もりは変わります。

浴槽塗装のメリット

浴室塗装には次のようなメリットがあります。

  • 廃材が少ない
  • サイズや形状を問わない
  • 色やデザインを選べる
  • 費用を抑えることができる

それぞれのメリットについて解説します。

廃材が少ない

浴槽塗装は、古い浴槽をそのまま利用するため、廃材がほとんど出ません。

新しい浴槽を購入するときには、古い浴槽の廃棄が必要ですが、塗装ならその手間も省けます。

サイズや形状を問わない

浴槽塗装は、さまざまなサイズや形状の浴槽に対応できます。

特にオーダーメイドの浴槽や古いデザインの浴槽も、塗装を施すことで新しい外観にリフレッシュできます。

色やデザインを選べる

浴槽塗装では、好きな色やデザインを選ぶことができます。

浴室全体のコーディネートがお好みででき、個性を反映した空間を作り出せます。

カラフルな浴槽からシンプルなデザインまで、自由に選べる点が魅力です。

費用を抑えることができる

新しい浴槽を購入・設置するよりも、浴槽塗装の方が費用を大幅に抑えることができます。

塗装にかかる費用は、新しい浴槽の購入費や取り付け費用に比べてリフォーム予算を抑えたい場合に最適です。

浴槽塗装のデメリット

浴室塗装には次のようなデメリットがあります。

  • 高い専門技術が必要なので職人が少ない
  • 浴槽の機能(保温性など)は向上しない
  • 塗料のニオイや剥がれる恐れがある

それぞれのデメリットについて解説します。

高い専門技術が必要なので職人が少ない

浴槽塗装には高度な専門技術が必要なため、熟練した職人が少なく、信頼できる業者を見つけるのが難しいことがあります。

技術不足の業者に依頼すると、仕上がりが悪くなることがあります。

浴槽の機能(保温性など)は向上しない

浴槽塗装は外観を美しくするものの、浴槽そのものの機能性、特に保温性や耐久性の向上には繋がりません。

塗料のニオイや剥がれる恐れがある

塗装後、塗料のニオイが残ることがあり、特に敏感な方には不快に感じる場合があります。また、塗装が剥がれるリスクもあるため、長期間の使用には注意が必要です。

浴槽塗装はDIYではなく、業者に依頼すべき理由

浴槽塗装は、DIYで行うことも可能ですが、業者に依頼する方が安全で確実です。

浴槽塗装には、下地処理、塗装、仕上げなどの工程があり、それぞれの工程で専門的な知識と高い技術が必要です。

DIYで行う場合、これらの工程を正しく行わないと、塗装が剥がれる原因になりかねません。

業者に依頼することで、時間の節約にもなりますし、塗装が剥がれるリスクを抑えることができます。

また、DIYで浴槽塗装を行うとなると、必要な道具などを揃えることになります。

一方、業者に依頼してしまえば、専門の道具を適切に使用できるプロに塗装を行ってもらえます。

塗料の選択も難しく、ホームセンターなどでも取り扱いが少ない場合もあるので、DIYはなかなか難易度が高いのが現状です。

業者選定のポイント

浴槽塗装は難易度が高いため職人の腕次第で綺麗な仕上がりになりますが、技術力がない場合は思っていた仕上がりとは違うものになりトラブルに発展することがあります。

塗装業者を選ぶ際のポイントを確認しておきましょう。

塗料や色の種類を選べるか

業者が取り扱う塗料や色の種類が豊富であるか確認しましょう。

多様な選択肢があることで、浴槽のデザインやインテリアに合わせた塗装ができます。

施工実績あり浴槽塗装の職人がいるか

実績豊富な職人が在籍しているかを確認しましょう。

経験豊かな職人がいる業者は、浴槽の特性を理解し、スプレーガンを使って塗装できる業者のほうがいいです。ハケやローラーで塗る場合は仕上がりに注意が必要です。

過去の施工例や顧客の評価を参考に選定しましょう。

ひびや亀裂の補修ができるか

浴槽にひびや亀裂が発生することがあるため、その補修が可能な業者を選びましょう。

補修ができる業者は、単なる塗装だけでなく、きちんとした補修を行うことで、塗料の定着が良くなり、長持ちします。

塗装後の保証期間・内容はどうか

塗装後の保証が充実している業者を選ぶことも大切です。

保証期間や保証内容を事前に確認し、万が一の不具合に対する対応が明確な業者を選ぶことで、安心して依頼できます。

業者によっては、施工後のメンテナンスやアフターサービスも行っている場合がありますので、詳細を確認しましょう。

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