外壁塗装のトラブル例とトラブルを予防する方法

外壁塗装を検討中の方の中には、トラブルや失敗について見聞きしているかも知れません。または、すでにトラブルに直面している方もいると思います。

実は、国民生活センターへ寄せられている屋根工事や壁工事、塗装工事などをひとまとめにリフォーム工事とした相談件数は、2022年で10,076件も集まっています。

外壁塗装は10年に1回にするかしないかの大イベントです。初めて経験する人も多く、思わぬトラブルが起きてしまうこともあります。

この記事では、外壁塗装におけるよくあるトラブルの具体的な事例を挙げ、それに対する解決方法、対応策、そして予防策について解説します。

外壁塗装でよくあるトラブル

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外壁塗装のトラブルの中でも特に多い事例を紹介します。事前に抑えておきたいポイントなので確認してみてください。

外壁の仕上がりがイメージと違う

仕上がってみたら「思っていた色と違った」というトラブルは一番多いと言ってもいいのかもしれません。

外壁塗装は、色を決めることから始まります。しかし、色は感覚的な要素が強く、だけでなく、外壁は、面積が大きいため色見本でみたときとは見え方が違います。

これは、小さい面積よりも、面積が大きい方が明るく見える、面積効果が生じるからです。

色選びを塗装業者に丸投げする依頼の方法ではなく、前にしっかりと打ち合わせをしておきましょう。

基本的に塗り直ししたい場合は、追加料金が発生しますので「思っていた色と違った」というトラブルは、余計なお金や工事期間を使わないためにも避けたいトラブルです。

予防策

  • 色見本を大きなサイズで確認する
  • 施工事例を見る
  • カラーシミュレーションを活用する
  • 塗装したサンプル板を実際に見る

色の出方は、実際に塗装をしてみないと分からないことが多いですが、過去の施工事例を見たり、カラーシミュレーションを出してもらったりすることで、ある程度イメージしやすくなります。

ただし、カラーシミュレーションは、全体の配色やバランスを確認するには有効ですが、シミュレーションと全く同じ色になるわけではないので、参考程度に確認する必要があります。

施工中~施工後の解決策

  • 一面を塗装した時点で確認する
  • 施工中にイメージと違うと感じたら早めに伝える

外壁塗装は一面ずつ行われるため、一面塗り終わった時点で色の出方を確認してみましょう。施工中であれば、塗り直しが可能な場合もありますが、追加料金がかかる場合が多いです。

施工後に問題を発見した場合は、基本的には自己負担となります。塗った色味によっては塗り直しができない場合もあるので、塗装業者に相談が必要です。

外壁塗装がすぐに剥がれてきた

施工後、1~2年程度で塗装の剥がれてきた場合は、施工不良である可能性が高いです。

原因としては、高圧洗浄が不十分であったり、下塗りが十分に行われていなかったり、外壁材と相性が悪い塗料を使用していたりが考えられます。

予防策

  • 業者との連絡は密にとっておく
  • 施工中の進捗は詳細に報告してもらう
  • 作業工事ごとに時系列で写真含む報告書を作成してもらう

塗料の缶数、何度塗りするかなど、文章だけでなく工程ごとに撮影してもらい、進捗の報告をしてもらうことで施工後のトラブルはある程度防ぐことができます。

解決策

塗装面の剥がれや色褪せなどの塗装トラブルは、施工会社のミスに起因することが多いため、まずは施工会社へ連絡をしてください。

また、剥がれや色褪せによる、再塗装は保証の範囲内であるか、何が原因で発生しているかなど明らかにして対応してもらいましょう。

問題が保証の範囲内であれば、無料で補修してもらえる可能性があります。

外壁塗装工事に関する認識のすれ違い

塗装業者と施主さんとの間で、「言った」「言わない」のトラブルはよく起きることです。

「色を変更してほしいと言ったのに変わっていない」「この植木は切らないでと言ったのに切られてしまった」など、口約束だけでは法的な効力が弱く、業者側も施主側も記憶ベースでの話となってしまうので、トラブルが生じたとしても平行線のまま解決へ向かいません。

予防策と解決策

  • いつ、だれに、何を、言ったのかメモや録音をとり、控えを業者側にも渡しておく
  • 要望や仕様変更をした際は、取り決めを業者側と書面で取り交わす

いつ、だれに、何を、言ったのかをメモや録音で記録し、控えを業者側にも渡しておきましょう。

また、要望や仕様変更をした際は、取り決めを業者側と書面で取り交わしましょう。書面には日付や時間、署名なども記載しておくと、より証拠として有効になります。

問題が生じた場合は、何がどうなれば解決できるのかをまとめ、業者側と話し合いの場を設けるのが良いです。

塗装工事中の近隣からのクレーム

塗装工事中に近隣からクレームが発生することがあります。特に、塗料のニオイや騒音が原因で苦情が寄せられることが多いです。

近隣の住民にとって、何の工事が行われているのか、自分たちにどんな影響があるのか知らないため、不快感を与えかねません。

このようなクレームを防ぐためには、事前の説明と配慮が重要です。以下に、クレームを予防し、解決するための具体的な方法を紹介します。

予防策

工期や騒音、車の出入り、匂いなど近隣への影響がありそうな事を一通りまとめるために、業者と打ち合わせをしておき、工事開始前に近隣住民へ挨拶しておくのが良いです。

一般的に近隣への挨拶は塗装業者が行うことが多いですが、施主側が説明することで印象はよくなります。

近隣からのクレームがあった場合

近隣からクレームが入った場合は、早急に謝罪をしましょう。とにかく謝罪をするほか対応策はありません。

また、クレームが入ったら塗装業者へすぐに連絡し、何が原因でトラブルが発生してしまったか、近隣への対応をどうするかなどの協議が必要です。協議した結果をもとに、改めて説明を塗装業者とともに行うようにしましょう。

外壁塗装の契約前のトラブル

建物の前の家

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外壁塗装の契約前にもトラブルは起きることがあります。特に、塗装工事の契約内容の不備や塗装工事の見積もりの説明がない、塗装業者による早期契約を迫られるなどがあります。

これらのトラブルは、施主側にとって損害につながることがあるため、塗装工事を検討している方は事前に知っておくべき重要なポイントです。

塗装工事の契約内容の不備

契約内容の不備は、後々大きなトラブルを引き起こす原因になります。

特に、工事内容が曖昧、料金が不明瞭、工期が明確に記載されていない、保証内容が不十分などの場合は注意が必要です。

記憶ベースや、お互いの認識が統一されていないままの進行は避けるようにしましょう。

予防策や解決策

  • 契約の前に説明してもらう場を設ける
  • 時間に余裕をもって契約まで進める
  • 質問及びその回答について書面に残してもらう
  • 書面上で不明な箇所はなくす

契約における条件や不明点などは念入りに確認したうえで、契約を行いましょう。

また、的確な判断をするためや、塗装業者との連絡を取り合う期間を設けるために、余裕をもってスケジュールを引いておくのがおすすめです。

不明点や記入漏れが発生している内容があれば、すぐに塗装業者に説明してもらい書面へ追加してもらうようにしましょう。

塗装工事の見積もりの説明がない

追加費用がかかった

十分に見積もりの説明をしてもらえない場合、余分な工事代金がのせられている場合があります。

余分な工事がないか、また、施主側が理解していない、勘違いしている項目がないか確認する意味でも、見積もりの内訳は詳細に説明してもらうようにしてください。

予防策や解決策

  • 見積もりの詳細説明をしてもらう場や時間を設ける
  • 契約書と照らし合わせて、不備や不明点がないかしっかり確認する
  • 記載の省略があれば、メモ書きでもよいので記載をしておく

見積もりの内容を詳細に疑問点があれば遠慮なく質問し、納得してから契約するようにしましょう。

見積もり書に記載がない項目や、省略されている項目があれば、必ず業者へ報告し追記してもらってください。

塗装業者による早期契約を迫られた 

「今なら値引きできます」「キャンペーン期間中なので、今契約しないと損します」など早期契約を迫られ、焦って契約をしてしまい後悔してしまうケースがあります。

また、一度見積もりをとった業者がしつこく契約を迫ってくる場合もあり、契約したとしてもトラブルが発生する可能性が高いです。

予防策や解決策

  • 契約前に業者について調べる
  • 無理やり、即日契約を迫るような業者とは契約をしない
  • 事前に契約はいつ頃にしようと思っているのか伝えておく
  • 話は全て主権者にしてほしいと伝える

塗装業者の評判や口コミを調べておくことで、信頼できるかどうかの判別はある程度することができます。

仮に契約を迫ってきた場合は、「〇月以降でないと進められない」など、今すぐに契約をする意思がないことを明確に伝えておきましょう。

また、契約を執拗に迫ってくる塗装業者と契約した場合、契約の不備や見積もりより高額になったなどトラブルが生じる可能性が高いので、契約を交わさないのが良いでしょう。

外壁塗装工事中のトラブル

外壁塗装のトラブル例とトラブルを予防する方法

外壁塗装工事中にもトラブルが起こることがあります。よくあるトラブルとして、職人のマナー問題、塗料の飛散や臭い、高圧洗浄の水漏れ、工事の進捗遅延が挙げられます。

塗装業者の職人のマナーが悪い

多く見られる行為として、「私語を含めて大声で話す」「家の前でタバコを吸っている」「話しかけても取り合ってくれない」などがあります。

自分の気分が害されると、施工内容にも不信感を抱いてしまうため、塗装業者に対し職人の仕事中の態度やふるまいを気にしている等、伝えるようにしましょう。

また、感情的にならずしっかりと状況を伝えると相手も了承しやすいです。

高圧洗浄の水が入ってきた

外壁塗装工事中の高圧洗浄で、家の中に水が入ってくるトラブルが発生する原因は2つあります。

  • 施主側がカギや扉を閉め忘れてしまうパターン
  • 塗装業者が手順を踏まえず、水圧を変更しなかったパターン

主に、高圧洗浄時の水は開口部から入ってくるため、換気扇やトイレの小窓などが開いたままだと、そこから水が侵入することがあります。

また、業者による高圧洗浄時の水圧ミスに関しては、外壁の状態やかける方向によって水圧を調整する必要があるのですが、塗装業者側が把握していないと、下地の弱った部分から水が室内に入ることがあります。

予防策や解決策

  • 高圧洗浄の日程を確認し施錠をする
  • 塗装業者側に職人歴何年の方が作業を行うのか、技術に自信のある方なのか高圧洗浄前に確認しておく
  • 浸水を見つけたら、すぐに職人に伝えて一旦作業を止めてもらう
  • 圧力が強すぎてひび割れ部分などからの浸水がないかチェックしてもらう

まず、高圧洗浄をする日程を確認したら、窓やドアを施錠しておきましょう。小窓など忘れがちな箇所は漏れがないか指差し確認までするのがおすすめです。

また、高圧洗浄の作業は、水をかける方向や状態をみて圧力をかえることを熟知している職人に任せた方がいい作業なので、塗装業者に技術力のある職人はいるか確認しておきましょう。

塗料の飛び散りや塗り忘れ

隣の家の車に塗料が飛んだ

近隣の花や車に塗料が飛散していたり、塗りムラや塗り忘れが発生していたりするトラブルも起きやすいです。

施工前に養生はしっかりされているか、自宅や隣家の車など飛散しそうなところにシートがかぶせてあるか、強風の日に作業していないか、など施工中の条件については自分でもしっかり確認をする必要があります。

予防策や解決策

  • 塗料の飛散に気づいたらすぐ業者に伝える
  • 付着箇所を明確にし、無償で対応してもらう
  • 塗りムラや塗り忘れの箇所は写真に撮って残しておく
  • 塗りムラ・忘れの箇所にもよるが、足場解体前に伝える
  • 足場が解体されてしまっても相談は必ずする

特に塗料の塗りムラや塗り忘れに関しては、足場解体前に伝えるようにしましょう。該当箇所が高所の場合、足場がないと作業できないためです。

なお、相談は職人に直接するよりも営業などを通した方がスムーズにいくことがあります。

飛散してしまった場合は、必ず飛散箇所の写真を撮って残しておき、塗装業者に対応してもらうようにしましょう。

追加で塗装工事費がかかると言われた

壁の塗装工事中に、仕様変更や予期せぬ修理が必要になった場合に追加費用が発生することがあります。

外壁塗装は見積もりの段階ではわからず、足場を組んでから必要な補修に気がつくこともあります。その場合は、やむを得ず追加費用がかかるかもしれません。

例えば、気軽に別作業を依頼し、費用の話をしなかったので不要と思っていたら後から請求されるケースや、施工中、最初の契約の通りでは対応しきれないので、追加工事が必要と言われるケースがあります。

ただ、飛び込み営業などで見積もりを出さない業者や破格の値段で見積もりをしてきた業者は要注意です。

最初は「ここを塗るだけだから安いものです」と塗装をはじめ、足場を組んでから「ここも必要だ」「あそこもやったほうがいい」と追加費用をどんどんのせてくることがあります。

予防策や解決策

  • 施工の仕様変更には基本的に料金が発生する、都度「費用がかかるか」確認をきちんとする
  • 工事仕様が変わる場合は、本当に必要な工事なのか内容をよく確認し、必要と判断した場合は契約書を交わしてから工事をしてもらう
  • 業者とよく話し合い、必要な工事を必要なだけ実施してもらう
  • 残工事もあるので、「費用がかかるか分かりにくかった」点をしっかり伝えて改善してもらう

外壁塗装工事中、職人に仕様変更を依頼する場合は、事前に費用について確認しておきましょう。口頭での約束ではなく、書面で確認しておくことをおすすめします。

また、追加工事が必要になった場合は、塗装業者とよく話し合い、本当に必要な工事なのか内容をよく確認しましょう。

追加費用のトラブルを予防するためには「追加費用の内訳をしっかり確認すること」そして安すぎる業者や見積もりを出さない業者は避けることが大切です。

塗装工事の工期が予定よりも長引いている

予定していた工期よりも長引くことがあります。特に外壁塗装は天候に左右されやすく、雨や強風は作業を中断させる主な原因となります。

また、業者の段取り不足や材料の搬入遅れも工期の遅れにつながります。

出張でしばらく帰ってこられないなど特別な事情がない場合は特に、天候の原因以外で工期が伸びないように進捗チェックや業者との相談が重要です。

予防策や改善策

工事の終わり時期に強い要望がある場合は、契約時に希望を強調して提示しておきましょう。

また、工期が伸びないようなるべく雨、台風の少ない時期に施工に入ってもらうのも手です。

業者による人為的なミスの場合は、今後の段取りについてしっかりと説明してもらい、納得した上で工事に取り掛かってもらいましょう。

外壁塗装の工事後のトラブル

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無事に塗装工事が終わったとしても、業者との付き合いがなくなる訳ではありません。実際に、短い期間から長期におよぶトラブルもあるため、未然に防げるようにしておきましょう。

施工会社が廃業してしまった

外壁塗装完了後に、施工会社が倒産してしまうことがあります。特に中小規模の業者は、経済面で継続が難しくなり、施主にとっては後のサポートや必要な定期検査や補修などをしてもらえないという問題になります。

予防策や解決策

建設業許可をもっている、ホームページが随時更新されている、組合などに加盟している、などの業者は突然倒産する可能性は低くなるので、その他の条件もあわせて比較しながら信頼できる会社に依頼するのがベストです。

また、万が一施工会社が廃業しており、不具合の対応をしてもらえない場合は、自宅近くで信頼できる業者を探し、前の業者がなくなってしまったことを伝えた上で、見積もりを依頼しましょう。

塗装工事の保証書の内容に齟齬がある

工事が終了して、保証書を確認すると思っていた内容と違ったという事があります。これは、「施主側の思い込み」「施工業者の説明不足」で起こることがほとんどです。

例えば、「最長10年保証ときいたので、うちも同じ」と思っていたら「今回使用した塗料の場合は5年保証」だった、などの思い込みもあるので、事前に明確化しておく必要があります。

保証内容がよくわからない場合、「どういったときにどういった対処をしてくれるのか」を説明してもらうようにしましょう。

また、保証に頼って長年手入れをしないのと、こまめに手入れをするのではコストが変わってくるので、家の状態は適時チェックしておくのがおすすめです。

外壁塗装のトラブルの相談窓口

建物の前の家

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外壁塗装のトラブルは、時には施工業者との直接の対話だけでは解決が難しいこともあります。

合意が得られない場合や不公平な扱いを受けていると感じるときは、第三者組織への相談が効果的です。

外壁塗装に関するトラブルに直面した際に相談できる、第三者組織とサービス内容、連絡先について紹介します。

消費生活センター(国民生活センター)

名称消費生活センター(国民生活センター)
サービス・商品購入やサービスに関する一般的なトラブルの相談
・無料の相談サービス
・相談には専門のスタッフや場合によっては法律の専門家が対応
・トラブル解決のための具体的な手順や方法をアドバイス
電話番号03-3446-0999
相談受付時間:平日11時から13時(年末年始、土曜日曜祝日を除く)
URLhttps://www.kokusen.go.jp/

住宅リフォーム・紛争処理支援センター

名称住宅リフォーム・紛争処理支援センター
サービス・リフォームに関するさまざまな相談
・専門的なアドバイスを提供
・リフォームに関する正しい知識や情報を広めるためのセミナーや公開講座を実施
・紛争解決に必要な文書の作成支援・法的手続きをスムーズに進めるための支援
電話番号0570-016-100
相談受付時間:平日10時から17時(土、日、祝休日、年末年始を除く)
URLhttps://www.chord.or.jp/

外壁塗装のトラブルにあわないために

塗装工事の契約書類や控えは必ず受け取る

契約書類は後で見直したいとき、確認をする際に手元にないと根拠がなく困るので必ず受け取るようにしましょう。

業者とのやりとりの証拠のようなもので、説明の際に、資料を見せられただけにならないよう、目にしたものは「もらえるのか、またコピーはできるか」など声がけをして手元にも残るようにしてください。

塗装についての基礎知識を持つ

基礎知識を得ることで、判断力があがり、万が一トラブルが起こった際も落ち着いて対処ができるようになります。

セミナーの受講や、インターネットで検索することで知識を得ることができますし、知識をもっていると分かれば、業者からの無理な提案をされる可能性も低くなります。

施主自身を守ることにも繋がるので基礎知識は付けておくようにしましょう。

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