おしゃれでモダンな外壁デザインは、住宅の人気を高め、高級感のある外壁におすすめです。
モダンな外壁とはどんなものなのか分からないことも多いと思います。
この記事では、配色や色合いについて事例を紹介していますので参考にしてください。
目次
そもそも、モダンとはどういう意味?
そもそも「モダン」という言葉は、「現代的」「近代的な」という意味で使用されます。
建築では、余分な装飾を排除し、直線的な形状で構成されていることが特徴です。
モダンな外壁とは、
- 直線的なデザイン
- シンプルでスッキリとしたライン
- モノトーンカラーを使用
- 高級感
- 上質な仕上がり
であると言えます。
おしゃれでモダンな外壁の色合い
おしゃれでモダンな外壁にするためには、色合いが重要なポイントです。色合いをバランスよく配置することで、おしゃれでモダンな仕上がりになりますので紹介します。
モノトーンを選ぶ
モダンな外壁にしたいのなら、モノトーンカラーを選ぶのがおすすめです。
白、黒、グレーといったモノトーンは、コンクリートや金属などの無機物を連想させ、現代的で洗練された印象を与えます。これらの色はシンプルでありながら高級感があり、周囲の景観とも調和しやすいです。
差し色として他の色を入れる場合は、一色に抑えることで、全体の統一感を保ちながら、アクセントを加えることができます。
なるべく少ない色数にする
おしゃれでモダンな外壁にするなら、色数を少なくします。
シンプルなデザインにすることで、建物全体が洗練された印象を与えます。多数の色を使用すると、ごちゃごちゃした印象になり、モダンな雰囲気から遠ざかってしまいます。
外壁だけでなく、屋根や窓枠なども含めて、家全体の色を3色程度に抑えるようにします。
色のコントラストを意識する
色のコントラストを意識することで、外壁をおしゃれでモダンな印象に仕上げることができます。
白と黒などのはっきりしたコントラストは、建物全体にシャープで洗練された印象を与えます。
反対に、明暗のコントラストを抑えたフラットなデザインもモダンな雰囲気になります。
おしゃれでモダンな外壁におすすめの素材
おしゃれでモダンな印象を与えてくれる、おすすめ外壁材は、
- 金属系サイディング
- モルタル
- 窯業系サイディング
の3種類です。
下記にそれぞれの特徴をまとめています。
外壁の素材 | 特徴 |
金属系サイディング | ・ガルバリウム鋼板などの金属素材で作られている。 ・モダンな見た目で高級感がある。 ・耐久性や耐候性が高い。 ・メンテナンスが比較的簡単。 |
モルタル系 | ・セメントと砂を混ぜて作られる素材。 ・コンクリートよりも柔軟性がある。 ・質感やデザインの幅が広く、カスタマイズが可能。 ・防火性や耐火性に優れている。 ・ひび割れやすく、定期的なメンテナンスが必要。 |
窯業系サイディング | ・セメントと繊維を混ぜて板状に成型した素材。 ・デザインが豊富で、モダンな外観を実現しやすい。 ・価格が比較的安価。 ・防水性が低く、塗装やシーリングなどのメンテナンスが必要。 |
おしゃれでモダンな外壁におすすめ配色事例
おしゃれでモダンな外壁におすすめの色の組み合わせ事例を紹介します。
ブラック×ホワイト
ブラック×ホワイトの配色は、シンプルでスタイリッシュな印象を与える定番の色の組み合わせです。
白をベースにして、外壁の一部にブラックをアクセントとして加える、またはその逆の配色でモダンな印象の外壁になります。
ブラック×ブラック
外壁をブラックで統一することで、かなりモダンな印象になります。
一言にブラックといっても、色味の異なるブラックを組み合わせることで、よりおしゃれに見せることができます。
グレー×ベージュ
グレー×ベージュは、落ち着いた印象を与える色の組み合わせです。
グレーをベースにして、外壁の一部にベージュをアクセントとして加えることで、モダンな印象を与えることができます。
ダークネイビー×ホワイト
ダークネイビー×ホワイトも、モダンな印象を与える色の組み合わせの一つです。
ダークネイビーをベースにして、窓枠やドアなどのアクセント部分にホワイトを加えることで、引き締まった印象を与えることができます。
ダークネイビーはモノトーンカラーではありませんが、暗い色なので、モダンな外壁にも利用できます。
日本の伝統色
日本の伝統色は、藍色、臙脂色、小豆色、桜色などの落ち着いた色合いが特徴です。
これらの色を使用することで、和モダンなテイストの外壁に仕上げることができます。
彩度が低く、少しくすみのある色は、現代の建築デザインにもよく調和し、高級感と落ち着ついた色合いになります。
おしゃれでモダンな外壁にするためのポイント
外壁をおしゃれで魅力的なデザインにするためのポイントを紹介します。
色見本はA4サイズのもので確認
外壁塗装の色選びでは、面積によって色の見え方が変わるため、色見本はA4サイズの大きなもので確認します。
小さな色見本だと、塗装後に「思っていた色と違う!」と感じることがあります。
特にA4サイズの塗り板サンプルを使うのがおすすめですが、通常は別途料金がかかります。
色見本は室内だけでなく、必ず太陽光のもとで確認することで、実際の見え方をしっかり把握できます。
玄関などの色も考慮する
外壁の塗装を考える際には、玄関ドアや窓枠など、外観全体の色のバランスも考えます。
外壁塗装の際に養生で隠れるサッシなどの部分は、外壁と異なる塗料を使用するため、一緒に施工できないことが多いです。そのため、変更できない部分の色とも統一感を持たせることが大切です。
色選びで家全体のバランスを考えることで、統一感のあるモダンな外観になります。
塀や植木などとの調和も考える
外壁の塗装を行う際は、塀や植木などエクステリアとの調和も大切です。
外壁だけが目立ちすぎると、全体的にちぐはぐな印象になってしまいます。
塀や植木の色合いやデザインとのバランスを考慮し、統一感のある外観を目指しましょう。また、業者に相談してプロの意見を取り入れることで、より美しい仕上がりになります。
技術と経験のある業者に依頼をする
おしゃれでモダンな外壁に仕上げるためには、技術と経験のある業者に依頼しましょう。
実績のある業者を選ぶことで、安心して任せられます。
優良な業者を見つけるには、口コミや評判を調べます。また、数社から相見積もりを取り、説明や内容を比較検討することで、最適な業者を見つけることができます。