レンガ外壁とレンガ調タイルの外壁の特徴

レンガ外壁

レンガ外壁とレンガ調タイルの外壁の特徴について詳しく説明しています。

レンガとレンガ調の違いとは?

・レンガ外壁の特徴

・レンガ調タイル

・レンガ調サイディング

・レンガ調外壁の費用相場

について紹介しています。

ご自宅の外壁をレンガ調にリフォームしたいと考えている方の参考にして頂ければと思います。

レンガとレンガ調の違いとは?

レンガ外壁

レンガとレンガ調の外壁は、見た目は似ていても使用する材料や施工方法に大きな違いがあります。

レンガ造りの外壁

レンガ造りの外壁とは、粘土を主原料とした建材であるレンガを積み上げて作られた外壁です。

レンガ調の外壁

レンガ調の外壁とは、「レンガ調タイル」または「レンガ調サイディング」で作られた外壁のことをいいます。これらの素材は本物のレンガの見た目を再現して、軽量で施工が容易なため、コストを抑えられるのが特徴です。

レンガ調タイルとは、本物のレンガに似たタイルを外壁に貼り付けて仕上げる方法です。外観はレンガ風になります。

レンガ調サイディングとは、サイディングボードにレンガ風のデザインが施されている外壁材です。

レンガ外壁の特徴

レンガ外壁は、その美観と耐久性から多くの住宅や建物で使われています。

粘土を主原料とし、高温で焼き上げたレンガを積み上げて作られるため、風雨や火災に対して非常に強く、長期間にわたり建物を保護します。また、断熱性と防音性にも優れ、外部の温度変化や騒音から室内を守ります。

レンガ外壁のメリット

レンガ外壁のメリットについて、下記にまとめました。

メリット説明
耐久性が高い長期間にわたって風雨や紫外線から建物を守ります。腐食やシロアリの被害を受けにくく、メンテナンスの頻度が低いです。
耐熱性が高い火に強い性質を持ち、火災時にも延焼を防ぐ効果があります。
調湿性が高い自然素材なので、湿度を適度に調整する能力があり、室内の快適さを保つことができます。
デザイン性が高いクラシックで高級感のある外観を作り出すことができます。色や形状のバリエーションが豊富で、デザインの自由度が高いです。

レンガ外壁のデメリット

レンガ外壁のデメリットについて、下記にまとめました。

デメリット説明
コストが高い材料費だけでなく、施工にかかる人件費も高く、他の外壁材に比べて初期費用が高いです。
施工時間が長い専門的な技術と経験が必要で、レンガを一つ一つ積み上げる作業には時間がかかるため、施工期間が長くなります。
重量が重い重量があるため、建物の基礎に強度が必要です。

レンガ調タイルの特徴

レンガ外壁

レンガ調タイルは、見た目はレンガに似ていますが、構造や施工方法が違います。

レンガ調タイルは、レンガと同様に粘土が主成分ですが、焼き上げることでガラス質の硬度を持つ素材です。これにより、非常に高い耐久性と耐候性を持ち、外壁材として優れた性能を発揮します。

タイル状に加工されているため、施工が比較的簡単です。また、色や形状のバリエーションが豊富で、デザインの自由度が高いのも特徴です。

施工方法には「湿式工法」と「乾式工法」の2種類があります。

湿式工法は、モルタルでタイルを接着する方法で、耐久性が求められる部分に使われる施工です。

一方、乾式工法は接着剤やクリップを使用し、施工が簡単で作業時間も短縮できるためリフォーム時に使われることが多い施工です。

レンガ調タイルは、耐久性、耐候性、デザイン性に優れた外壁材として広く利用されています。

レンガ調タイルのメリット

レンガ調タイルのメリットについて、下記にまとめました。

メリット説明
本物のレンガよりもコストが安い本物のレンガよりも材料費が安く、施工費も抑えられるため、全体的なコストが低くなります。
施工期間が短くて済むタイル状に加工されているため、施工が比較的簡単で、レンガ作りの外壁に比べて施工期間が短くなります。

レンガ調タイルのデメリット

レンガ調タイルのデメリットについて、下記にまとめました。

デメリット説明
レンガ外壁に似ているが、質感が劣るレンガ外壁に似せて作られていますが、質感や重厚感は本物のレンガに劣ります。
剥がれたり、割れたりする場合がある施工方法や使用環境によっては、タイルが剥がれたり、割れたりすることがあります。

レンガ調サイディングの特徴

レンガ調タイル

レンガ調サイディングは、外壁の仕上げ材であるサイディングにレンガの模様が施された製品です。本物のレンガと比べて軽量で施工が簡単でコストも抑えられるのが特徴です。

サイディングは一般にセメント、樹脂、金属などの素材から作られていますが、レンガ調のデザインにすることで外観に高級感と重厚感がでます。

レンガ調サイディングのメリット

レンガ調サイディングのメリットについて、下記にまとめました。

メリット説明
レンガ、レンガ調よりも価格が安い本物のレンガやレンガ調タイルよりも材料費が安く、全体的なコストを抑えられます。
色やデザインが豊富多種多様な色やデザインが揃っていて、建物の外観を好みに合わせて選択できます。
施工時間が短いサイディングは軽量で施工が簡単なため、工期が短いです。特に乾式工法では接着剤やクリップを用いるため迅速な施工が可能です。

レンガ調サイディングのデメリット

レンガ調サイディングのデメリットについて、下記にまとめました。

デメリット説明
本格的なレンガの質とは違う板材にレンガの模様がついているため、本物のレンガの質感や重量感とは違います。
メンテナンスの頻度が高い表面が劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。特に湿式工法で施工された場合、接着剤の劣化や目地の補修が必要になることがあります。

レンガ調外壁の費用相場

施工方法によって費用は変わってきますが、必要な費用の目安は下記のとおりです。

レンガ調タイルの費用は、材料費3,000円~6,000円/㎡、施工費2,000円~4,000円/㎡、足場代800円~1,200円/㎡が相場となります。

レンガ調サイディングの費用は、材料費1,500円~3,000円/㎡、施工費1,500円~3,000円/㎡、足場代800円~1,200円/㎡が相場となります。

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